Nuffel V2

以前もEPPにて作ったことはありましたが、今回RC FORMから大量にデプロンを仕入れたので、マニュエル君直伝(?)の飛びを体感しようと再び図面をダウンロードしました。

基本的な機体作成は図面通り行いました。といってもドイツ語なのでフィーリングで読みました。今回がまじめに作ったデプロン機1作目なので、デプロンの接着・接着剤学ぶものが色々ありました。まずはメカ紹介です。
モーターはヘクストロニック2700-1300 アンプはペンティアム10A 受信機は本家キャッスルクリエーションズから仕入れたバーグ4chです。サーボはウェイポイントの060BBをエルロンに、060をラダー・サーボに使用しています。モーターマウントはスプレー缶の蓋です。
機体裏面です。今回もサーボの配線はエナメル線にて軽量化しています。機体の補強ですが、最初のデプロン機でPEラインのみの補強を試しましたがどうも機体が歪んだりエルロンが残る感触だったため(糸の張りすぎです)今回は1.2ミリカーボンロッドで主翼・胴体共に補強を施しました。ちなみに本家のNuffel V2では胴体ねじれ補強にデプロン板を使用していましたが、以前EPP機で同様に補強した際、ナイフエッジの浮きが悪かったので今回は胴体もカーボンロッド補強にしました。ちなみに脚は1.6ミリカーボンロッドをPEラインで開き止めにしています。
塗装について
塗装は簡単かつ適当に家にあった発泡OKなスプレーを使いました。この機体は機首がEPPなので、プライマーを吹こうかとも思いましたが、デプロンが溶けそうだったのでそのまま軽く吹いただけです。もっとサイケデリックな、ドイツ的(本家のHPにあるような奇抜な)な感じにしたかったのでマスキングテープを適当にねじり、網状にしたものを主翼の上に置いて紫を吹いたのですがさっぱり思い通りにならず、仕方なく周りを黒で吹いたら何とか雰囲気が出てきました。そのままでは寂しかったので黒の油性マジック(細)にて木の根っこのような模様を入れました。往年のロックスターHIDE(X)や大槻ケンヂが顔に入れていたような模様ですね(笑)
フライトインプレッション バッテリー込み148グラムで完成しました。
2セル300mAhで飛ばしましたが、意外にゆっくり飛びます。しかし、この機体の醍醐味である低速でのロールレートの速さは特筆ものです。以前のEPP機でもそれは感じられましたが、デプロンになってさらに速くなった気がします。ペラはGWS8×4.3をチョイスしましたが、スピードが足りない気がしたので8×6に変更したらこれぞマニュエル!という飛びになりました。
ナイフエッジはもともと胴体側面積が少ないためそれ程浮きは良くないのですが(その代わりロールは速いです)ラダーのエクスポを減らすことによって良い感じになりました。高速ナイフエッジでのターンの切れの良さは私の飛ばした機体の中で一番です。
ただ、弱点としてはF3Pなどのパターンものはウデのせいもありますが苦手だと思います。もうとにかくローリング命の機体です。
完成後のアレコレ 機首がEPPなので墜落には強いと思いきや、最初のフライトで原因不明のモーターダウンにより軽く墜落した時、EPPとデプロンの境目が割れてしまいました。
ちなみに生地完成時、マニュエル君のサイトにあるビデオのように機体をアタマから床にたたきつけてみましたが、主翼が剥がれてしまいました(笑)向こうではどんな接着剤使ってるんでしょうね?ちなみにこの機体ではデプロン接着にスコッチ、100均の瞬間を使いました。アルテコスプレーを吹くとプライマーを塗布後でもまわりが溶けてきてしまうのでOKボンドのターボを使いました。瞬間接着剤は同じくOKボンドのFプライマーを塗布すれば何でもOKみたいです。デプロンの端面にカーボンを貼りましたが軽墜落でも剥がれてきてしまい、要らなかったかなぁという感じです

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